2010年4月18日日曜日

手力の火祭り撮影会

先日写真メンバーで手力雄の火祭りを撮影しに行ってきた。毎年4月に行われている岐阜県重要無形文化財に指定されるほど素晴らしい祭りだ。とにかく、地域の男達が裸になり、神輿をかついで20m上から雨のように降ってくる火花の中へ突入し、神輿の上に仕掛けた火薬筒にも火をつけ火花の降り注ぐ中境内を練り歩くという見ごたえある祭りだ。あれは、本当に見る価値のある祭りだと思う。火薬(爆竹)がそこらじゅうで響き、道路には燃えカスがじゅうたんのように広がり、子供が見たら泣きわめくだろう。それくらい音も迫力もすごい。是非、一度は見てただきたい。また、この素晴らしい祭りを撮影して記念に残しておきたいくらい素晴らしいと思う。ただ、人がすごいので子供を連れて行くと、まず迷子になるだろう。その辺をしっかり対策して撮影にも望んでほしいと思います。とにかく迫力満点です。

2010年4月5日月曜日

桜撮影会




桜の撮影会をしてきました。1年にこの時期だけのシーズン限定モノ。いつでも撮影できるものではないので、このチャンスを逃すとまた来年となってしまう。やはり、旬というものがあるのは良い。最近では、野菜・果物などもビニールハウスなどで1年中当たり前に手に入るようになってしまったが、本来の姿ではなくなってしまった。「あ~。この時期がきたか!」と思うことが、過去のことを思いだし、また今年もこの季節になったと再認識し、記憶をたどる姿がなくなってしまうのも寂しいものだ。

さて、今年の桜の撮影は以前にも撮影したことがある場所で、菜の花(黄色と緑)と桜(ピンクや白)と空(青)のコントラストが上手く撮影できる場所で、あいにく天気は曇り空で青は、望めなかったものの1時間ほどの撮影会を、おのおのカメラを片手にあちら・こちら好きな場所で撮影となりました。その後、50インチのモニターにて上映会を行いました。
人が違えば写真も違う。一つとして同じものがないのが巣晴らしい。また、他人の写真を見ることでこんな場所あったの?これどうやって撮ったの?と自分には無い感性を他人からもらい・また、与えていくことで、お互いレベルアップしていくのを感じた上映会でした。
今回の主旨は、撮影を通して自分のカメラの使い方や特徴などを把握し、上映会を通して他人の写真をみることで同じ場所同じ被写体をどう撮るかという、構図などの感性を磨くこととなったような気がします。
いまや、カメラは1人1台は当たり前。携帯などのカメラを含めたら2台以上になっている。人間の記憶は、薄れていくので「記憶の記録」として気軽に撮影をしてほしいなと思います。
デジカメ持っているひとで、もっと上手になりたいなぁ~って思ってる人はどんどん撮影会に参加してくださいね。この陸上の撮影会をベースに水中撮影もどんどんレベルアップしていくはず。みんなでフォトコンテストグランプリを目指そうね!

2010年4月4日日曜日

ダンゴウオの季節です。



日中ぽかぽか陽気になっていく今日この頃。海の中もだんだんと春になってきました。
日本海のこの時期だけの名物「ダンゴウオ」の季節がやってきました。ダンゴウオは、ここ数年ダイバーのなかでブームになっている超小さい魚です。まだまだ水中の生物は、謎が多いですが特にこの魚も詳しいことまではわかっていない部分も多いようです。寿命は2・3年程度で最大で3~5cmくらいまでの小ぶりさ。私たちが目にするサイズは、小さなもので5ミリから2cm程度のほんとにかわいい魚です。日本海では、この時期3月から6月くらいまでの比較的水温の低い時期に幼魚が見られ浅瀬で海草の上や岩の隙間などお腹の吸盤で必死に流されないように身をひそめています。正直、普段のダイビングでは見逃してしまうというか、存在を知らなければ一生目にすることもない魚だと思います。色は、赤・緑・黄色などさまざまで、伊豆方面では、ナイトダイビングでの観察が主になっていますが日本海では昼間でもこの時期かなりの確立でみられます。水温が17度前後になると、深場へ移動し見られなくなります。
是非、一度みてください。小さな体で必死に泳いだり・つかまったりしている姿は、めちゃくちゃかわいいです。
リクエストお待ちしてます。