2011年7月24日日曜日

公的機関救助潜水士になるために

今日は、昨日の救助技術の復習と知識指導を1日みっちり指導していただきました。
公的機関救助潜水士になるためには、基本的に初級潜水士課程を修了していな
ければ受講できない。救助潜水士には、合否がありプログラムがなんなくクリアで
きなければ、救助潜水士にはなれない。これは、救助の基本は、己の命を守るこ
とができなければ、救助できない。このポリシーを基に初級潜水士課程の内容が
1つ1つ考えられている。初級潜水士と聞くと簡単な技術と思うかもしれませんが、
即実践に活動できる救助潜水士になるためには、基本のスキルが確実にできなけ
れば、実動でトラブルが起きたときには対処できない。ましてや救助中のトラブルが
発生すれば、自分の身も守りながら救助を続けなければならないからだ。
 今回鹿児島では、潜水基本技術の大切さ、救助中に命を落とさないため、いかな
るトラブルにも対応できる基礎固めの徹底などが、初級潜水士課程の考え方だ。
とにかく、初級潜水士では、潜水で起こりえるありとあらゆるトラブルを経験させ、対応
する技術を指導している。できればいいのではなく、できて当たり前。できなければ潜水
するべきではない。これは、プロとして当然の考え方にならなければならない。
永浜教官は、この初級潜水士が確実にこなせないのならば、潜水隊員は辞退するべき
というくらい、この初級潜水士の基礎固めを重要視している。
まだ途中だが、今回永浜教官の初級潜水士指導をみて、死なないために経験をし、対処
できる技術を身につける。これこそがプロを教えるプロの指導意識なのだろう。
明日からまた後半の3日間が始まる。  気張っていこう。

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